セブ最大のお祭り「Sinulog」レポート2011

皆さん、フィリピンのフィエスタというイベントをご存知ですか?
スペイン語で「パーティー」「大宴会」「フェスティバル」を意味するフィエスタは、
フィリピン全国各地で年に一度開催されるお祭です。

セブのフィエスタは1月の第3日曜日、「Sinulog Festival(シヌログ祭)」です。

2011年のシヌログ公式HPはこちら

シヌログは、セブのキリスト教信仰の象徴であるサント・ニーニョ(幼い頃のイエス・キリスト)像をあがめるお祭です。

目玉は、パレード
とても派手で大規模な衣装・日本でいう山車(だし)が、何と数キロパフォーマンスをしながら移動します。
以下の地図の、エンジ色がパレードのルートです。
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中には有名人が見られる機会もあるとのこと。
パレードが通過するエリアでは出店が賑わい、ヘナタトゥーやボディペイントが楽しめます。
また前日土曜日にはSM(シューマート、モール)から、そして当日日曜日にはAyala(同じくモール)から花火が見られるという、大規模なお祭なのです!

さて、人生初のシヌログ参加となった私は、まず朝10時にゴロルドアベニュー(地図①)集合、オスメニア・サークル(地図③)の方向に歩いていくというプランでいきました。
去年もシヌログは雨が降ったとのことでしたが、今年も曇り空、時々パラパラと小粒の雨が見られました。

最初に目撃したのは、ゴロルドアベニュー(シヌログ公式ルートとは全く関係ない道)から現れた真っ黒集団です。
全身を真っ黒に塗りたくった半裸の男性が、ドコドコとしたリズムとともに(かといってノるわけでもなく)教会に入っていきました。
その異様さを動画に収めるのに必死だった為、写真はございません。

パレードが通過するゴロルドアベニューからマンゴーアベニュー(地図②)に向かう道は、車の通行止めになっていました。
普段車で混雑している道路をスタスタ歩けるのは、不思議な感覚です。
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ヤクルトが売られていました…。

マンゴーアベニューに着くと、すさまじい人ごみでした。メインストリートにはロープが張り巡らされ、許可証を持った人でないとロープ内に入れないとのこと。パフォーマーが円滑にパレードできるように配慮されているんですね。
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道路の上には、数週間前から小さい旗が張り巡らされていました。曇り空なので残念ですが、お祭という雰囲気をかもし出していますね。
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路上には水やバーベキュー、お菓子等の出店がたくさんありました。

そしてびっくり、レチョン(フィリピン名物、ブタの丸焼き)も路上で販売されていました!
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お兄さん、何と爽やかにブタを売るのでしょう。

さてパレードはいうと、停滞していました。絶え間なく数キロを踊り狂うパレードなのかと思いきや、ルート上ところどころ詰まるので、10分に1回くらい、数十メートルしか進めないとのこと。
小さい子達がつまらなさそうにかがんでいるのを見ると、切なくなりました……。
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そうしている間に雨が本格化し、私はお友達の家で避難を兼ねてご飯をいただきました。フィエスタは、クリスマスと並ぶフィリピン家庭の一大イベントだそうです!親戚30人くらいが集まる中、一人くらい外国人がいても気にしないのもフィリピン流(笑)。

ここでもブタの丸焼きが登場。
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午後は土砂降りでした。また、午後になると人が増えてきて、マンゴーアベニューからオスメニアサークルに向かう道は完全に閉鎖されていました。ロープが張られて閉鎖、とかではなく、人が多すぎて道が無くなっていたのです。

今度はキャピトル方面(地図④)からオスメニアサークルに南下するというルートで進みました。
こちらは比較的空いていましたし、オスメニアサークルの間近では出店がたくさん出ていて楽しめました。

んが、オスメニアサークルのパフォーマンスを見ようとすると、本当に人が多すぎて見れません!サークルを囲うロープから5メートルくらいは人で埋め尽くされていました。

やむなくサークルのマンゴーアベニュー方面(地図⑤)に進むと、少し人が減る箇所があり、そこで待機することに。
しかし、雨がじゃじゃ降りで皆傘をかかげている上に、パレードが進まない!
10分くらい経った後、やっとパフォーマンスらしいパフォーマンスを見ることができました。
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これが唯一まともに(?)撮れた写真です。

待ち時間はふてくされている割に、パフォーマンスの時間が来るとイキイキしているダンサー達。
踊り狂えたらハッピーなのでしょうか?雨と人ごみの苦痛を一瞬忘れられる笑顔でした!

そうしているうちに、私たちの後ろにあった道すら人で埋め尽くされるようになり、逃げるようにその場を去りました。

辛抱強く一つの場所に滞在していれば、様々なパレードがちゃんと進む様子を見れます。
ところどころにどこかの組織が組み立てた屋根つき観覧席がありましたが、観光客はなかなか難しいですね。

ただ、オスメニア通りを下った場所にある市立体育館(地図⑥)では、全てのパフォーマンスを見られるとのことです。陸上競技場なので、チケットを購入すれば外がどれだけ混んでいようと、落ち着いて座ってパレードを楽しめます。

というわけで、シヌログを楽しみたい皆様にアドバイス

歩く覚悟を
祭の最中も移動が必要ですし、特に祭の終盤は、タクシー運転手も楽しんでしまって仕事を放棄するらしいです。
セブシティ内に帰宅(帰校)する時は徒歩になる可能性もあります!

荷物・貴重品は少なく
パレードを楽しむだけなら、現金はあまり必要ありません。ヘナタトゥー等も50ペソ(約100円)前後で楽しめますので、500ペソ(約1000円)以上の現金は持ち歩かない方が安全です。
また、すさまじい人ごみですので、カメラや携帯電話の管理も注意して下さい。

帽子・傘の用意を
雨が降ったら風邪を引きます。晴れたら日射病になります。当日はカラフルな麦わら帽子が売られていたので、お祭気分に乗って派手な頭を楽しむのもいいかもしれません

携帯電話が通じない
もし現地で携帯電話を購入されたとしても、シヌログ当日は皆が皆携帯電話で待ち合わせ連絡をするので、電波障害が起こります。電話やテキストメールが届かない覚悟をしておいて下さい。


以上、エリザベスの初シヌログレポートでした!
来年は晴れるといいな、と思います。皆さん、是非来年1月にはセブを訪れて、フィエスタスピリットを楽しんで下さいね



by エリザベス